Part 3

4月 26

Part 3
山荘ビルダーPart3では山荘の作り方を解説します。
基礎を作ろう
基礎は一番大変です。 これはプロにお願いしたほうが いいのですが、小さな山小屋を作っても大きな山荘を 作ってもそんなに違わない費用がかかります。 ここは自分でやってみる事にします。 通常はコンクリートパネルにコンクリートを流し込んだ形でおこないますが、今回はブロックで行いました。 部材は

  • ブロック(重量)
  • 鉄筋
  • 割栗、砂利、砂、コンクリート
  • ボルト です。
    どれもホームセンターで手に入れられます。 道具は
  • ネコ
  • スコップ
  • ワイヤーカッター
  • コテ、ミズイト、水準器 です。
床の枠組み
基礎工事が終わると、次に床の枠組みを作ります。 本来なら木材にホゾを切って組むわけですが、なかなか素人には難しいです。 このためボルトでホゾの変わりにします。 ホームセンターに便利なボルトがありますのでこれを利用します。 部材は

  • 米松3.5×3.5×13尺
  • 米松3.5×1.5×13尺
  • ボルト、ナット
床のコンパネ貼り
コンパネは1800mmx900mmという規格です。 これがきっちり行くように隙間なく貼ります。 この時にしっかりと直角が出ていないと後々に このひずみをどこかでごまかす事になります。 手を抜かないで直角がでるようにします。 部材は

  • コンクリートパネル1800mmx900mm
壁枠2辺
壁枠1辺を出来上がった床の上で組み立てます。 しっかりと組みあがったら、その壁を垂直に立てます。 このとき、倒れないように仮止めの筋交いを打ち付けて固定します。 組み立てた壁枠にコンパネを貼り付けます。 コンパネは床の木材と重なるように打ち付けます。 次に、もう1辺の枠組みを同じく床で作ります。 出来上がったら、仮止めの筋交いを外して固定します。 2辺が出来上がるとかなりしっかりします。
壁枠残り2辺
先に作った2辺と同じように残りを作ります。 窓や出入り口などアルミサッシやドアーの規格に合わせて作ります。 ここまでできるとしっかりとしてきますので、次の屋根工事にへと 移ることができます。
屋根枠組み
将来の増築に備えて、屋根の形状を片流れとしました。 本当は合掌なのですが、屋根の頂点の雨漏りが心配ということもあります。 片流れの角度ですがコンパネの材料を有効に活用するために 1800mmx900mmの対角線で切りました。
アスファルトシングル&外装
屋根の枠組みができると13尺の角材を450mmの間隔で渡します。 その上にコンパネをのせて釘で固定します。 屋根にはアスファルトシートを下から重なるように敷き、 タッカーで打ち付けて行きます。 アスファルトシングルも下から重なるように打ち付けます。 釘はシングル釘という頭の大きい物を利用します。 外壁にもアスファルトシートを同じく 下から重なるように敷き、タッカーで打ち付けて行きます。 外装は杉化粧板を使いました。内装とおなじです。 終わったらアルミサッシとドアーを固定します。
内装
内装を貼る前に電気工事を完了しておきましょう。 内装はグラスウールをしっかりと貼り付けます。固定はタッカーです。 少々チクチクするので軍手や長袖などで素肌を隠します。 仕上げは杉化粧板を使い、これも下から打ち付けます。
これが実際の写真です。
以上、図で説明しましたが、実際は右のようになっています。 作業を効率よくするために足場は大切です。 でも長い間レンタルするわけにも行きませんのでご覧のように ベランダも作って置きました。 ここで、作業をするとずいぶん楽になりますね。